しじみは日常生活にどう影響するか

日本人の食文化はこの数十年で大きく変化し、和食から洋食へとシフトチェンジされています。核家族が多くなった事で食事も簡素化され、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒の時間も減りました。そのせいか和食を食べる機会が減り、共働きの家庭も多くなったせいか食事に対して、時間が取れないという人が増えていきました。

 

必然的に手間の掛かる料理の多い和食が遠ざけられ、簡単に出来る料理が重宝されます。最近は冷凍食品やスーパーの惣菜で済ませる人も少なくないのではないでしょうか。結局そういうものが多いという事は、揚げ物や肉中心の生活になってしまいます。工程の多い魚などの料理は敬遠されるので、問題になっています。

 

そういう中で必要な栄養をとるためにしじみはとてもお勧めの食材です。料理といったらお味噌汁ぐらいなので、日常あまり食べないという人もいるかもしれません。ですが小さいしじみの身の中には、かなりの栄養が含まれていることをご存知でしょうか。

 

しじみにはアミノ酸などの良質なたんぱく質と、ビタミン類が含まれていて、そのアミノ酸の中でもオルニチンという成分が多く取れるということで、注目すべき点です。オルニチンは肝臓の解毒作用を補助する働きがあります。二日酔いにはしじみ汁が効くと言われています。お酒をよく飲む人は、肝臓に負担がかかっている状態なので、その負担を軽くしてあげるためにも、しじみはお勧めの食材なのです。

 

もちろんお酒を飲む人だけに効果がある訳ではありません。しじみは鉄分も多く貧血気味な女性にも効果があり、風邪などを引きやすい人にもお勧めです。また感染症の予防や、免疫力を高めるミネラル成分が、しじみにはあり、体力低下や日常疲れやすいと感じる人にも効果があります。コレステロール値を下げる働きのあるタウリンも豊富なので、血中コレステロール値が高い人にはお勧めです。

 

しじみを食事でとり、オルニチンを摂っても、食習慣がそのままならいつまでもかわりません。自分の生活を1度振返ってみる事も必要です。